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第109回e4c-village協議会 報告

第109回e4c-village協議会について

皆様、お元気にお過ごしのことと思います。
薫風青葉の季節、過ごし易い日々が続いています。
スポーツに行楽に最高の日和です。一方で風邪も流行っているようです。
この時期の風邪は治りにくいのでぜひ無理はせずに、梅雨の前に体調を整えてください。

さて今回は、最近話題になっている3Dを取り上げます。
一昨年あたりから3Dという言葉がしきりにメディアに登場してきました。
昨年は3D映像元年と言われたこともありました。主に映画業界が新機軸として
打ち出したようです。最近は「アバター」で一躍有名になりました。
テレビやHDDレコーダーもこの春から3D対応の新機種が出始めています。

しかし実際はまだまだブームというには程遠い状況です。
間近に迫ったFIFAワールドカップはこの状況を一変させるのでしょうか。
電機業界や放送業界はこれに合わせてプロモーションをかけています。

3D映像は基本的に左右の目の視差によって立体像を作り出しています。
メガネを用いるシステムと裸眼で見るシステムがありますが、どちらも視差が基本です。
これらは結局脳が作り出す映像ですので、映像経験のあまりない幼児には立体が
見えないこともあります。立体感も奥行感のある映像と身近に迫ってくる映像があります。
臨場感を出すといっても自然画よりアニメの方が合っていて、自然画は現実感に乏しい
場合もあるようです。ディスプレイの精細度に掛かっているのでしょうか。
脳が作り出す映像は医学的には問題ないのでしょうか。

確かに一度観ると面白いし、それなりの感動もあります。
技術の進歩は確実に3Dを取り込んでいくでしょう。
現段階ではさまざまな意見がありますが、まずは3Dとは何かを勉強してみたいと思います。

技術、ビジネス、コンテンツに分けて、
実際に取り組んでいる識者から現状と今後の展望を伺います。
まだ決まっていない講演者もいますが、皆様にはとりあえず予定をいれておいて下さい。

3Dは無視して通り過ぎるわけにはいきません。
デジタル化とITが生み出した、新たな領域に皆様それぞれの可能性を考えていただきたいと思います。

是非奮ってご参加下さい。語り合いましょう。それでは会場で!!

株式会社イーフォーシーリンク  横野 滋