第127回e4c-village協議会 報告
第127回e4c-village協議会
協議会 『日本の企業再生法~商品力、コラボ力、ベンチャー力を考える~』
協議会 『日本の企業再生法~商品力、コラボ力、ベンチャー力を考える~』
時代はもう「ものづくり」ではない、とか、グローバル化でつまずく日本とか、いろいろ言われて日本は自信を失ってきているのだろうか?
1980年代にはJapan as No.1などといわれたが、失われた10年が20年になろうとしている。最も自信を失ったのは戦後直後の日本だろう。でも立ち上がった!「ものづくり」が終わったわけでも、日本がグローバル化されていないわけでもない。もう一度自信を持って見直してみよう!今でも世界第3の経済大国なのだ。自立して考えてみれば競争力の源泉が見えてくる。今回お話いただく3人も空元気ではありません。やってきたから自信を持って言えるのです。元気印をもらいましょう! |
開催日時:
2012年4月26日(木)協議会15:00-18:00 懇親会18:00-20:00 |
開催場所:
日立金属高輪和彊館 3階 会議室(東京都港区高輪4-10-56) |
<プログラム>
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時間
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主な内容
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講演者
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15:00 ~ 15:30 | 主催者挨拶・参加者自己紹介 |
株式会社イーフォーシーリンク 代表取締役社長 横野 滋 |
15:30 ~ 16:15 | 「新興国に於ける家電企業の姿に見る~日本家電の現状と、復活のために!」 |
前田 悟氏 エムジェイアイ株式会社 代表取締役 オリックス(株)等複数企業のアドバイザー |
今月は2度中国を訪問し、日本企業、大手EMSとの会議を通じてニッポン家電の状況がかなり理解できた。中には元気な日本企業もあるが、多くの日本企業は危機的状況、大海に出て行ったものの、相次ぐ日本大手家電企業の凋落の影響をもろに受け、右往左往している状況でもあった。元気な企業は、やはり何らかの独自の強さを持っているところだけである。そのためには、他とありきたりのことをやっていくのではなく、今こそ新規商品が必要な時と思われる。中国紀行と合わせて新規商品開発のための発想の転換などについてご紹介できればと思っています。 | ||
16:25 ~ 17:10 | 「新しい世界を創るためにオープンにコラボる」 |
瀬川 秀樹氏 株式会社リコー グループ技術開発本部 副本部長 |
企業は常に新しい事業や商品を生み出していかなければならない。「新しい」とは自分たちにとっても「知らない」し「できない」ということ。だからコラボるしかないし、コラボるのはワクワクする。閉塞感や停滞感も打ち破れる。 |
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17:15 ~ 18:00 | 「起業家精神こそが日本を変える」 |
安達 俊久氏 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社 代表取締役社長 日本ベンチャーキャピタル協会 会長 |
閉塞感が永遠に続くことはない。時代と言うのは常に暗い時代を経たうえで新たしい夜明けを迎える。今日本が最も必要としているのは、新しい時代を牽引する新産業で、それを先取りするイノベーションはグローバルな目線を持った起業家達が創る。 |
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18:00 ~ 20:00 | 懇親会 |