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第126回e4c-village協議会 報告

第126回e4c-village協議会
協議会
『危機の時代のリーダーシップ 第二弾~危機管理・危機対策から学ぶリーダーシップ~』
危機の時代のリーダーは、往々にして平時には疎まれ、排斥される。想像力が豊かで最悪の事態を想起できるからである。平時の現実主義者には、「コストがかかる」などの理由で、これらの指摘は余計なことに映る。今はどうか?危機なのである。躊躇するな!危機の時代のリーダーたちよ!時代はあなたたちをこそ必要としている。今回も危機管理・危機対策から、具体的な経験も交えて、これからの時代のリーダー像を探ってみたい。

開催日時:
2012年4月10日(火)
協議会:14:00~18:00(開場:13:30) 懇親会:18:00~20:00
※通常よりも早く14時にスタートいたします。
開催場所:
ソニー株式会社  ソニーシティ大崎 2階 Conference Hall C

<プログラム>
時間
主な内容
講演者
主催者挨拶・参加者自己紹介 株式会社イーフォーシーリンク
代表取締役社長 横野 滋 
14:30 ~ 15:15 「日本HPのリスク管理と危機管理~3.11におけるHPの危機対応の実際~」 日本ヒューレット・パッカード株式会社
執行役員 経営企画統括本部長 高橋 訓氏
グローバル企業であるHPにおいて、日本HPとしてのリスク管理と危機管理をどのような考え方で構築し、運用しているかを説明する。また、3.11における危機対応の実例を基に、どのように日本HPがグローバルと連携し危機対応を進めたかを紹介する。
15:25 ~ 16:10 「事故・災害発生時に現場では何が起きるか?」 一般社団法人 日本化学工業協会 環境安全部長 春山 豊氏
石油化学工場で重大事故や今回の東日本大震災のような災害が発生した場合に最前線である現場では何が起き、一方で本社としての機能はどう機能したのか?あるいは機能不全におちいったのか?を実例をベースに紹介する。
16:20 ~ 17:05 「東日本大震災における指揮通信システム」 陸上自衛隊通信団システム防護隊長(前東北方面通信群長)一等陸佐 嶌末 真氏
東日本大震災における災統合任務部隊(JTF-TH)の活動の概要をご紹介するとともに、本活動のための指揮通信システムを現場において如何に構築して任務を達成したかについて、前東北方面通信群長の立場から現場の具体的な活動状況(部隊の活動の概要、指揮幕僚組織、災統合任務部隊の活動を可能ならしめた指揮通信システムの構成・維持・運営の概要、これらを支えるための人事、兵站等作戦基盤の概要、その他トピック)についてご紹介いたします。
17:15 ~ 18:00 「コニカミノルタの危機管理体制~その実効性と反省点~」 コニカミノルタホールディングス株式会社 常務執行役 亀井 勝氏
コニカミノルタでは、経営統合直後から地震災害等に備えて防災体制を整備してきた。地震直後の初動から重要業務の継続に至る体制(BCM)が、東日本大震災でどのように機能したかの検証と共に、更なる強化への取組みについて説明させていただく。