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第151回e4c-village協議会 案内

第151回e4c-village協議会
協議会
『インド最新事情特集~シリコンバレーがインドを見ている、本当か?~』
世の中が変わる。もちろん世界も変わる。その中で気が付かないうちに変わっていることもままある。今インドがそんな感じがする。人から教えられて「そんなに変わったのか!」、と思わず我が身の怠慢を責めたくもなった。聞けばとても放っておけない状況である。世界中でAIだ、IoTだ、ブロックチェインだ、と騒がしいが、何とその研究開発のメッカらしい存在にまでインドは大きくなってきているという。日本はその勢いに完全に乗り遅れている。今回はとにかくよく聞いてほしい。そして分かったらとにかく動いてほしい。まだ遅過ぎではないのだから。
開催日時:
2018年8月23日(木)
協議会14:30~18:00(開場14:15~) 懇親会18:00~20:00
開催場所:
タキゲンビル3階

<プログラム>
時間
主な内容
講演者
14:30 〜 15:00 ショールーム見学 タキゲン製造株式会社
15:00 〜 15:30 主催者挨拶・参加者自己紹介 株式会社イーフォーシーリンク 代表取締役社長 横野 滋
15:30 〜 16:15 講演1『インド・シフト』~世界のトップ企業はなぜ、「バンガロール」に拠点を置くのか?~ 元ソニー ・インディア・ソフトウェア・センター 社長
武鑓 行雄氏
インドIT業界が激変しています。インドITサービス企業は巨大化し、世界のトップ企業はバンガロールに次々と開発拠点を設置し、規模拡大を続けています。また、スタートアップ企業も急増しています。世界的なIT技術革新とビジネスの新興国シフトが進む中、「新興国にも関わらずIT先進国」という例のない国「インド」で大きな変化が起きています。世界をリードするインドIT業界とイノベーションの新潮流についてお話しします。
16:25 〜 17:10 講演2「新たなバリューの創出とマーケットシェアの獲得を目指して―インド企業とのコラボレーションに於けるいくつかの課題」 タタ・エレクシー・リミテッド 日本支社長&ゼネラルマネージャー
アディティア エス チコディ氏
日本の企業はインドのITセクターリソースの活用にあまり積極的とは言い難いのが現状ですが、それとは対照的に、欧米企業はインドのITリソースを積極的に活用することで、各社のグローバル事業展開を加速すると同時に近年著しい成長を続けるインド市場でのビジネスの拡大にも成功しています。潤沢なスタッフを擁し、多数のグローバル拠点を既に確立しているインド企業は、世界のリーディングカンパニーの新たなバリュー創出のコラボレーションパートナーとして、ビッグデータ、AI、ブロックチェーンなどの先端技術によるデジタルトランスフォーメーション推進の一翼を担っています。最近では、インドのいくつかの企業(Tata Elxsiを含む)は顧客エクスペリエンスの決定的な差別化を実現する「Design Thinking(デザイン思考)」を積極的に取り入れて製品開発分野のグローバルリーダーになり始めています。今回のプレゼンテーションでは、インドのIT企業がどのように世界のリーディングカンパニーのために新たなバリュー創出を行っているかを説明し、又、日本企業がインドのIT企業とコラボレーションするにあたって直面する主要な課題について考察します。
17:15 〜 18:00 講演3「辺境からこそ起こるイノベーション」 NPO法人 クロスフィールズ 代表理事
小沼 大地氏
インド社会が抱える様々な社会課題と、その解決に革新的なアプローチで挑むNGOや社会的企業の活動にフォーカスを当てます。こうした活動の持つ可能性と、そうした動きに日本企業がどう関われるかを考えていきます。
18:00 〜 20:00 懇親会