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第107回e4c-village協議会 報告

第107回e4c-village協議会について

皆様、お元気にお過ごしのことと思います。

多くの企業にとってはいよいよ新年度が明けました。桜も満開です。
今年はぜひ良い年にしましょう。

さて4月の協議会は、前回に続き、クラウドコンピューティング特集
第2弾を開催いたします。今回は総論編です。

前回は日本IBMのサーバーサイドの進化を中心に、NTTデータの導入事例を入れて、
金融業界におけるプライベートクラウドに焦点を当てました。
総論を後にしたのは、クラウドコンピューティングが、100人に問えば100通りの
答えがあるような、明確なビジョン、コンセプトが分かり難い状態にあるからです。
ひとつの明確なリファレンスをまず提供することによって、
総論をある軸から聞くことができるようになります。

そこで今回の総論編は、幅広く、多彩な講演者の方々にお話をお願いいたしました。
総勢6名です。時間も、通常は15:00から始めるところを、13:00から始めます。

基調講演は、ネットコンピューティングアライアンスの専務理事の津田邦和氏にお願いし、
他の講演者についてもアレンジをお願いいたしました。
津田氏は、以前にもe4c協議会で、「スマートフォン特集」、「ASP・SaaS特集」を
お願いしたことがあります。今回はクラウドコンピューティングの全体俯瞰と
今後の発展、その意味などをお話いただきます。

プライベートクラウドからパブリッククラウドまで、そしてその間にある、様々なクラウド、
ビズクラウド、コミュニティクラウドなど、様々な立場から5社の皆様にお話を伺います。
5社は日本HP、マイクロソフト、富士通、日本ユニシス、セールスフォース・ドットコムです。

前回も言いましたが、今年は実ビジネスに変革が顕現してくる年です。
景気が持ち直しているとはいっても、リーマンショック以前とは経済構造が確実に変化
しています。各国経済も、グローバル経済も、です。新興国ビジネスを抜きにしては
語れなくなってきているように、グローバルな視点を抜きにはできません。
新しいスキーム、新しいビジネスモデルに果敢にチャレンジするものにチャンスが訪れます。

クラウドコンピューティングは本当はバズワードなのかもしれません。
しかし実像も感じるのです。今はまだ実か虚かは論じる段階ではないのかもしれません。
つまり作り上げていくことによって実を作り、新たな仕組みとビジネスモデルを標準化して
いくのかもしれません。今回の特集で参加者それぞれが、それを探していただきたいと思います。

ITにかかわる人も、かかわらない人も変化の流れを感じてください。
変化の先が見えなくても確実に動いています。様子を見ているだけではいつか取り残されます。

是非奮ってご参加下さい。語り合いましょう。それでは会場で!

株式会社イーフォーシーリンク  横野 滋