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第105回e4c-village協議会 報告

第105回e4c-village協議会について

e4c会長 土橋からのご紹介
原さんとの付き合いは長く、1990年代のはじめに、彼が新進気鋭の米国在住の
ベンチャーキャピタリストとして、将来性を高く買っていたボーランドインターナショナル社
(フィリップ・カーンが設立し、インターベースというデータベースのエンジンをはじめ、
ターボパスカルという言語処理系のヒット商品をもち、オフィス製品では、
マイクロソフトと対決)を紹介され、エプソンと合弁会社(ベーステクノロジー株式会社)をおこし、
社外取締役も務めていただいたころからです。

インターネットを中心にネットワーク化するIT世界の中で、ハードに特化する
エプソンの路線とあわず、ベーステクノロジー株式会社はエプソンから独立し
ボーランド社と関係は維持していたが、後年フィリップカーンが辞職し、関係はうすれ、
原さんも取締役を辞任された。
その間も、米国に敷衍していた金儲け主義のベンチャーキャピタリストではなく
「ベンチャー企業を育てる」ための経営の援助をするという彼の思想は、信頼とともに評価されてきた。
このことは、米国流過度の金融資本主義・株主至上主義の動きに対し、強い警告を発し、
新しい資本主義のあり方の提唱と、具体的な行動につながっていくことになる。
彼の警鐘は、ついにリーマンショックという世界的不況となって現れ、
彼の行動とビジネスモデルは「公益資本主義」(彼自身の命名)という新しい理念として
世界に注目されてきつつある。この辺の考えや行動の具体的な事例などを、
分かりやすく話してくれるだろうと思います。
今はすくなくなった、日本発の世界で注目される「語って行動するヒト」のひとりです。
ぜひ参加され、感動を味わってください。

株式会社イーフォーシーリンク  取締役会長 土橋 光廣



横野からのメッセージ

いつもお世話になっております。
とうとう年の瀬を迎えます。大変な一年でしたが、このところ世界の新たな秩序、
新たなビジネスモデルの萌芽が見えてきつつあるように感じます。
しかし変革の実行は来年以降です。本当に大変なのはこれからです。
今はもう、今日は昨日の続きをするというわけにはいきませんから頭の使い方も違ってきます。
身体もそれに慣らしていかなければなりません。でも人は希望があれば頑張れます。
来年は皆様にとってもより一層良い年にしようではありませんか。

さて年明け1月の第105回協議会は新春特別協議会です。
今回は、第一報でお知らせいたしましたように、
デフタパートナーズグループ会長の原丈人氏を迎え、恒例の新春放談をお願いいたしました。
原氏は長年国連活動にも貢献され、現在も新興国ビジネスを含む広範囲なご活躍をなされておられます。
ご著書の『21世紀の国富論』はベストセラーとして書店でも平積みになっていましたから
それだけでも多くの方がご存知だと思います。
原氏と弊社とのご縁は弊社会長の土橋(元エプソン)にあります。
今回のご講演を快諾していただきましたのも偏にこのご縁のつながりです。
お忙しい中ご無理をお願いいたしました。今回は以下に土橋のコメントを掲載いたします。

新しい年を開く最初の協議会になります。
2010年も明るく切磋琢磨していきたいと思います。

是非奮ってご参加下さい。語り合いましょう。それでは会場で!

株式会社イーフォーシーリンク  横野 滋