e4c-link > e4c-village > 活動 > 協議会開催報告 > 第108回e4c-village協議会

第108回e4c-village協議会 報告

第108回e4c-village協議会
協議会
『植物工場の現状と動向、展望を探る ~農業の工業化は業界横断的な課題!?~』
食糧問題は、環境・エネルギーと並んで、特に日本にとっては今日的な大問題です。今回取り上げるのは農業ですが、農業の工業化はこれからの重要な解のひとつかもしれません。そこにはひとり農業のことだけでなく、IT、電機、材料・デバイスなど他業種・他業界も広く深くかかわってきます。この機会に行政、技術、ビジネスの面から勉強してみたいと思います。思わぬ社会貢献、ビジネスチャンスを発見するかもしれません。他人事ではないのですから一人ひとりが何ができるか考えてみたいと思います。

開催日時:
2010年5月25日(火) 
協議会 15:00~18:00 (開場 14:30~) / 懇親会 18:30~20:30
開催場所:
日立マクセル株式会社 2階 205CDE会議室(東京都千代田区飯田橋2-18-2)

<プログラム>
時間
主な内容
講演者
15:00 ~ 15:30 主催者挨拶・参加者自己紹介 株式会社イーフォーシーリンク
代表取締役社長 横野 滋
15:30 ~ 16:15 「植物工場の普及に向けた政策と課題」 経済産業省 地域経済産業政策課
課長補佐 杉本 敬次氏
現在、経済産業省では地域活性化の一環として、農林水産省と連携して植物工場の各種支援施策を進めております。その中で、植物工場の現状及び将来の可能性についてさまざまな角度から紹介します。
16:15 ~ 17:05 「植物工場の現状と将来展望」 財団法人社会開発研究センター理事 
同センター植物工場・農商工専門委員会委員長
理学博士 高辻 正基氏
いま植物工場は第三次ブームを迎えているが、生産コストの低減、工場野菜の販路拡大という大きな課題を抱えている。植物工場の現状を展望し、実用化するための技術課題とマーケティング上の課題を指摘しながら、将来の展望について述べる。
17:10 ~ 17:55 「1.5次産業構想と実現の課題」 元株式会社リコー常務執行役員
坂巻 資敏氏
戦後日本の農業は労働生産性が飛躍的に向上したが農地の集約は遅れ国際競争力が育たなかった。空洞化する国内産業団地を植物工場で再生し新たな輸出産業を創出する構想と実現の障壁・対策ならびに会員各社のビジネスチャンスを議論する。
18:00 ~ 20:00 懇親会