第145回e4c-village協議会報告

第145回e4c-village協議会
協議会『ビジネス最新事情(その1)　～新たな挑戦を探る!～』

イノベーションは難しくない!能書きを垂れている奴は大体イノベーションには無縁である。今回は久し振りに最近聞いた面白い新規事業をご紹介する。いろいろあるが今回は4つ取り上げる。他にもあるのでまた別の機会に取り上げる。大事なのはこういう努力を怠らないということ。ビッグビジネスも最初は小さい。アイデアと工夫でイノベーションにつながる。今回ご紹介する新規ビジネスは、どれもアイデアと創意工夫に溢れている。全番組録画のHDDレコーダーの背後にある全番組メタデータが新たな企業戦略の「見える化」を生み出す。通信機能を装備した電池ケースが思わぬIoTデバイスとして姿を現す。寒冷地型データセンターの新たな顧客価値とは?そしてデジタルコンバージェンスならぬIPコンバージェンスの世界を垣間見る新たな試み。どれもイノベーションに繋がっていく。今回はぜひイノベーションが生まれるかもしれない端緒を感じていただければと思うのです!

開催日時：
2017年9月20日(水)
協議会　15:00～18:00　(開場　14:30～)
懇親会　18:00～19:30

開催場所：
株式会社日立公共システム本社　6階　ホール

＜プログラム＞
時間	主な内容	講演者
15:00 ～ 15:30	主催者挨拶・参加者自己紹介	(株)イーフォーシーリンク代表取締役横野滋
15:30 ～ 16:05	講演1「世界初の寒冷地型エクストリームデータセンターと、BCP/DRソリューションのご紹介」	青い森クラウドベース株式会社　執行役員　宮本啓志氏
	日本のデータセンターがかかえる、地震等の自然災害リスク、空調のエネルギーコスト、最新IT機器への電力供給という三つの大問題を解決する、世界で初めて雪と外気だけで冷却する、超省エネ型データセンターと、その自然災害リスクの低い立地を活かした、非常に簡単で安価なBCP/DRソリューションの紹介。
16:10 ～ 16:45	講演2「マーケティングを大きく変える日本初のビッグデータ」	株式会社PTP　代表取締役社長　有吉昌康氏
	大手企業のテレビCMは、全国ネットなら北海道から沖縄まで一律に同じCMが流れるのが当たり前です。　しかし、このテレビの歴史以来の常識が、あるデータが登場したことで変わり始めています。　大手広告主も注目しているこのデータの実際のデモをご覧いただきながら、日本のマーケティングの常識がどう変わろうとしているかをお話します。
16:50 ～ 17:25	講演3「全ての製造業にIoTでのビジネスチャンスを～乾電池型IoTデバイスMaBeeeとIoTモジュールで切り開く製造業におけるIoT事業～」	ノバルス株式会社　代表取締役　岡部顕宏氏
	乾電池は130年前に日本人の屋井先蔵氏が開発しました。その後、小型、長寿命、高出力などの技術進化を遂げ、現在は300億本/年出荷されるまで至っています。 130年という歴史の中では、乾電池などの電機産業に限らず、自動車産業、精密機械産業など、様々な分野において日本から世界のトップ企業が誕生してきましたが、ここ数年来のIT産業においてはその陰りは明らかです。　しかし今般のIoT時代においては、ものづくり日本ならではのチャンスがそこにあると捉えています。私たちは乾電池にIoT技術を加え、これまでとは異なる新しい価値軸を提供することで、エンジニアの方々はもちろん、世界中の沢山の方々が当たり前に使っていただける、新しい乾電池型ioTデバイスを開発致しました。また、さらにそこで搭載されている技術を家電やIT製品はもちろん、非IT製品までもIoT化させるために、モジュール化いたしました。多くの製造業の各社が、IoTでのビジネスチャンスを獲得するため、お役立ていただければと考えております。
17:25 ～ 18:00	講演4「IP Geolocation技術の活用～お客様を可視化するマーケティング最前線～」	株式会社Geolocation Technology　代表取締役社長　山本敬介氏
	当社は、IP Geolocation技術を提供する国内唯一の企業です。Webアクセスする際には、IPアドレスが利用されます。このIPアドレスから得られる位置情報、企業情報、気象情報などを使って、マーケティング、セキュリティ、配信制御、不正検出などにご利用いただいております。実は、皆様の身近なところにも多く利用されており、ANA様の活用例を中心に、事例を交えた活用をご紹介させていただきます。

TOP▲

第145回e4c-village協議会 報告

第145回e4c-village協議会報告